Canon EOS Kiss DN + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM日本の滝100選のうちの一つ。
雄滝と雌滝があり、雄滝が100選になっているようです。
雄滝は落差37m。裏見の滝です。
正午の陽射しが滝に注ぎ込み、不思議な雰囲気でした。
関越道赤城ICからこの滝の駐車場まで20分かからない位です。
それでも車を走らせていると開けたところからどんどん山里の
ように、そして山の中と景色が変化していきます。
Canon EOS Kiss DN + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM駐車場に車を停め、5分位坂を上ると棚下不動尊があります。
落石の危険とか、台風8号の影響のため滝壺へは近づくなとか、
一応制止の看板はありますが・・・
ここから約190段の石段の上りになります。
Canon EOS Kiss DN + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM石段を登り鳥居を潜ると雄滝が。
写真では見えませんが、左手に不動尊の奥の院の建物が。
ここの裏の岩壁に不動尊が奉られています。
Canon EOS Kiss DN + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USMなんとなくしょぼそうなイメージを持っていたのですが、とん
でもない勘違いで、素晴らしい滝でした。
イメージとしてはものすごく大きい岩が、オーバーハングして
いてその先端から水が落ちている感じです。
この日行った常布の滝は全く自然の中にある滝でしたが、この
滝は正反対で、不動尊と一体になって荘厳な雰囲気を出してい
ます。
Canon EOS Kiss DN + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM前述したようにオーバーハングしているので、裏からも滝を見
ることが可能です。すごく大きく抉れているのですが、裏から
滝を見ると滝の音も一体になってとても怖い感じがします。
それに今にも岩が落ちてきそうで本当に怖いです。落ち着いて
撮れないくらい・・・
Canon EOS Kiss DN + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM実際に崩落もあったようです。
制止看板には落石のため滝つぼへは行くなと書いてありました
が、それよりもなんで裏へ行くなって書いていないのかとても
不思議です。どう考えてもそっちの方が危険な気がします。
Canon EOS Kiss DN + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM周りの景観と一体化した光景は素晴らしいです。ただ勿体無い
なあって思うのは、裏から見たときに前方に見える堤みたいな
ものがとても無粋です。
ここは滝修行の場にもなっているようです。この日も修験者の
ようの方が一名、お参りに来られていました。ついでに言うと
その他にもう一人来ただけで、後は誰にも会いませんでした。
同じ日に行ったもう一つの100選の常布の滝なんか誰一人にも
会わなかったし、みんなこうならいいのになあ。
Canon EOS Kiss DN + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
Canon EOS Kiss DN + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM滝壺の周辺には小さな像が安置されたりしています。
背景の柵の向こうへ行けば裏から見ることができます。
ここで滝に打たれたら痛いんだろうな・・・
Canon EOS Kiss DN + TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II今来た階段を引き返し、駐車場まで戻ります。
そうすると途中で遠くで落ちる雌滝(落差40m)を見ることができ
ます。ちょっと遠くてなんだか分かんないでしょう?
Canon EOS Kiss DN + TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II滝の部分をズームしました。
とても面白い造形です。出来たら近くに行ってみたいけどどうも
道がないようです。水は少ない。
行きには歩く方向のせいで分からず、帰りに発見するというのが
面白いです。
滝ばかり載せてますが、これで草津の旅、終りです。
本当はもう一つ行ってみたい滝があったんですが、道が分からな
くて断念しました。
棚下不動の滝は旧赤城村だったのですが、合併して渋川市になり
ました。つまらない名前になってしまったな・・・
撮影地:群馬県渋川市 2007/08/10